ミトコンドリアで健康寿命は延びる？
人体における「老化」はさまざまな病気を
引き起こす多面的な現象の総称です。
しかし、近年では「老化」こそが
ひとつの病気であるという考え方が浸透しつつあります。
ハーバード大学が誇る世界的研究者、
デビッド・A・シンクレア氏は著書のなかで断言しました。
『老化は治療できる』
『長い健康寿命を謳歌できる人生はすでに射程圏内に入っている』
老化現象ひとつひとつをひも解き、
原因をさかのぼっていくと、
やがて「老化治療」の可能性が見えてきます。
老化との関係として、
ミトコンドリアについて前回、考えてみました。
そして、神経系の病気に分類される
パーキンソン病の研究において、
ミトコンドリア機能の回復が運動機能低下や
ドーパミン神経細胞死の予防に
つながることが証明されました。
ミトコンドリアの品質向上は、細胞に活力をあたえるのです。
問題は、ミトコンドリアのエネルギー代謝が
活性酸素を生み出す点です。
活性酸素が増えれば増えるほど多くの細胞が
傷つけられてしまうわけですから、
老化対策としてはミトコンドリアを活性化
するだけでは十分とは言えないかと思います。
ミトコンドリアを活性化する取り組みと、
活性酸素や老化細胞を除去する取り組み、
この二つを組み合わせる必要があるのではないでしょうか。
ミトコンドリアを活性化する
ミトコンドリアはどうしたら活性化できるのか、
品質向上できるのか、多くの研究者が
検証を重ねてきました。
遺伝子にまつわる最先端の研究によって
明らかになったひとつの手法が、
「長寿遺伝子」を活性化するというものです。
- 「長寿遺伝子」とは
人体の設計図とも言われる遺伝子は、
不変の領域と、環境や年齢などの影響を受けて
変化する領域に分かれます。
「長寿遺伝子」はこのうち変化する領域に属する
「サーチュイン遺伝子」と呼ばれる部分の別名です。
「サーチュイン遺伝子」が「長寿遺伝子」あるいは
「若返り遺伝子」と称されるのは、
老化や細胞死を制御する働きが明らかになってきたからです。
「長寿遺伝子」は加齢とともに働きが弱くなり、
老化細胞の増殖や、細胞死の増加を
抑制できなくなります。
NMNで細胞から若返る
1990年代に始まった抗加齢医学（アンチエイジング医学）は
2022年現在、抗老化薬と呼ばれる物質の
実用化にまで到達しています。
例えばNMN（ニコチンアミドモノヌクレオチド）です。
NMNは長寿遺伝子の燃料であるNADという
補酵素の前駆体です。
NADの供給は体内の合成能力に完全依存していますが、
前駆体であるNMNについては食品から得られる
性質が分かっています。
私たちはしらずしらずのうちにNMNを摂取し
続けてきたわけです。
このNMNから作られたNMN製品として、
「NMN Gold」をご紹介します。
純度99％以上のNMNだけを配合した「NMN Gold」
酵素によるバイオテクノロジーで作られた
安全なNMN製品です。
配合されたNMNは純度99％以上のもののみで、
1粒の内容量225mgあたり実測値102％の
NMN含有量が分析結果によって証明されております。
これは、医薬品と同じレベルの製品だという
証明でもあります。
「NMN Gold」にはさらに老化細胞を除去する
セノリティクス「フィセチン」も配合して、
効率的に細胞を若返らせる設計となっております。
NMN Goldとマナ水素のセットでアンチエイジング効果
NMNとセノリティクスには老化細胞を取り除き、
細胞を若返らせる効果が期待されています。
とはいえ、細胞を傷つける前に活性酸素を除去できたら、
その健康効果はさらに高まるはずです。
実際、NMNと抗酸化物質を併用した試験では、
水素が大きな成果を上げました。
過酸化水素処理で細胞死を引き起こす試験で、
NMNと水素の併用は細胞死を
42％から11％に減少させました。
また、NMNと水素化合物の同時投与で
血管新生と血流が約2倍にまで増加する効果が
確認できているのです。