みなさまはどのようにしてストレスを解消し、
ストレスをためないようにしていますか?

ふと気づいたら…ストレスで心も体もぐったりとしていた
ということはありませんか?

今回は、精神科医で産業医でもある奥田弘美さんに
ストレスを軽減するためのヒントや
「マインドフルネス」について伺ってみたいと思います。

ストレスと上手に付き合うための方法

ストレスから脳の休息

現代社会のストレスについて

Q1,ストレスをため込みやすい人は、どんな人でしょうか?
ストレスをためこみやすい人は、一般的にも言われていますが
・まじめな人
・完璧主義な人
・疲れていても無理をしてでもこなそうとする人
・人の顔色をうかがってしまい、気持ちを抑える人
・空気を読みすぎてしまう人

上記のような性格的なこと以外に、インターネット、SNSを使い
ITストレスの方も非常に多いと思います。
便利なITツールであるがゆえに時間を問わず使い
そして時間的な余裕がなくなり、脳の休息がありません。

ITデトックスをしてIT機器に一切触らないように
ということもできますが、現代では難しいかもしれません。

さらに季節や気温にもストレスは関係しています。
一日の気温差が激しい季節の変わり目や
極寒・酷暑の季節には知らずにストレスを
感じていることがあるのです。

これらストレスの原因は変化です。
様々な変化に私たちは対応していくためにも
脳の休息時間をつくることが大事になってきます。

脳の休息を取り入れる

Q2,脳の休息には、どうすれば良いのでしょうか?

脳の休息に「マインドフルネス」があります。
マインドフルネスは、脳と心のトレーニング方法でもあり
ストレス感情に振り回されることが少なくなっていきます。

自分の感情、イライラ、緊張、悲しみなどから
抜けだすためには、過去や未来の心配や不安
取り込まれていることに気づき
心を今ここに戻す」ことが大切です。

つまり自分の思考の状態に気づくことが大切なのです。

マインドフルネスには、歩いているとき、食事のとき
呼吸をしているときでさえ、できる瞑想のため
心と脳が穏やかになる時間をもつことができます。

瞑想とは、何も考えないことだと思っていた人は
いませんか?
マインドフルネスは考えないことではなく、
まず、自分の思考に目を向けることの大切さ
奥田さんは教えてくださりました。

次のページでは、さらに心のケアについて、
奥田さんご自身のマインドフルネスによっての
心の変化も伺ってみました。

日常に取り入れるマインドフルネス瞑想