美容、健康…女性の追求するものが
どちらか一方ではなく、
体の内側から整えていくことで
健康、そして美容にもつながる…
そのことを改めて今回、
ブルーローズの服部さんに
お話しを聞き感じました。
生理や更年期の気をつけるべきこと
についてご意見を伺っています。
生活の中で冷えにくい体づくりを
Q1,生理痛の方はどんな特徴があるか?
生理痛の方は、必ずと言っていいほど
冷え性です。
冷え性の方は、お風呂に入らずに
シャワーですませていることが多く
実際に施術で体を触ると、すぐに
そのことが分かります。
手や足が冷えている…というのは、
体の末端であり、気づきやすいですが
心臓にも近く温かいはずの
背中が冷えていることは
気付きにくくもあり危険信号です。
背中が冷えている体は、
内臓も冷えていることが多く、
代謝も落ちています。
内臓の冷えを改善し、代謝を上げるには
お風呂に入ることはもちろん大事ですが
ご自身の生活リズムに合わせ
内臓を冷やさない習慣を身につける
ようにとお伝えしています。
「生活を変える」となると難しいですが
生活の一部に取り入れることは
できるのではないでしょうか。
例えば、「食事」で気をつけられることに
カフェイン入りのものではなく、
ノンカフェインのドリンクであったり
水や白湯を飲むことで
むくみのない代謝の良い状態を
つくることはできます。
ランチで迷ったら、
内臓を冷やす陰の「小麦」で出来ている
パスタやパンではなく、
玄米やお米など、
内臓を冷やさない食材を選ぶ
こともできます。
まずは、生活習慣を置き換えてみては
いかがでしょうか。
習慣のクセ、体に気づく
Q2,更年期で悩む方はどんな特徴があるか?
更年期というのは、
体質的な要因
ホルモンバランスの崩れ
自律神経の乱れ
など原因は様々です。
なんとなく行ってきた
ちょっとした生活習慣のクセが
年齢と共に積み重なって、
今まで平気だったのに…という
原因が思い当たらない不調
となって現れます。
そこでご自身の生活の中で
なんとなく行っている
「習慣・生活のクセ」を振り返って
みてください。
改善の糸口が見えてくることが
往々にしてあります。
むくみやコリ、体重の増減などによる
ボディラインの変化は
気づきやすいものです。
自分の体や心の変化を敏感に感じとり
その変化に気がついたら、
放置せずにすぐに改善策を考える。
この繰り返しを行うことで
症状を悪化させることなく、
解消していけるものだと思います。
本当に好きでやっているのか?
やりすぎていないか?
『体にとって良い』と言われる何かを
新しく始める前に今、行っていること
の中で本当に必要なのか否かを精査し、
いらないものをやめることが
必要な時もあります。
あれもこれもは難しいですから、
ご本人がこだわりを持って
やっていらっしゃることは
継続すれば良いと思います。
そうではなく、ただ何となくやっているだけで、
思う結果が出ていないものは
やめてしまう方が合理的ですよね。
ご本人にとってストレスにならないこと、
継続して習慣に出来ること
をアドバイスさせて頂いております。
体全体のバランスは内外健美
Q3,生理痛や更年期で悩む方の改善方法は?
ブルーローズが提案する内外健美とは、
「身体の内側から整え、外側も整い
得られる健康的な美」という意味です。
見た目だけでなく、
根本的な改善を目指していきます。
長年つくりあげてきた体の歪みは
なかなかなおりません。
そこで体の器ともいえる
筋膜(骨格、頭蓋骨、内臓)の歪み
を整えていきます。
筋膜を整えると、
体の組織(内臓・骨・筋肉など)が
本来の位置へ。
そして、神経やホルモンの栄養素を担う
「脳脊髄液」の流れがスムーズに。
体は全部がつながっています。
逆に言うと、1つ崩れると全体が崩れていきます。
体の症状は、痛いところに原因がない
ケースが多々あり、そこだけなおせば良い
ということでは、ありません。
生理痛の悩み1つとってみても、
骨盤の歪みが原因、脳の疲れが原因と
人によって様々です。
全体のバランスを整えることは
サロンで行っていきます。
ご本人には、バランスの整ったお身体を
長くキープして頂く為に
生活の中で「冷やさない」ということを
意識してやっていただきたいと
お伝えしております。