前回はSoleilのサロンオーナー大熊さんに
ホルモンバランスの乱れとは?そして乱れに気づくための
方法を伺いました。
今回は、ご自身の体に耳を傾け、女性ホルモンを整えるため
タイプに分けて教えていただきました。
女性ホルモンを整える秘訣
Q3,女性ホルモンを整えるためにどんなことをされているのですか?
女性の体はホルモンサイクルで動いている、成り立っている
と言っても過言ではないぐらいです。
ホルモンを整えることが、健康管理にもつながっていきます。
まずは、ご自身のサイクルを知り、振り返っていただくことです。
月経(生理)の始まりと終わり、排卵期をメモし、
できれば基礎体温を測ってみる。
そして『コンディション日記』として、不調の状態や、
出来事と感じた事、食事や運動、睡眠時間など
生活習慣を記していくとコントロール感が生まれ、
それだけで不調の改善に繋がる事もあります。
ホルモンが乱れ、不調は人によって様々なためケアも異なってきます。
サロンでは、生活環境も伺いながら
女性ホルモンバランス体質チェックを元に、
不調の根本原因をふまえて体質別にトリートメントを行っております。
体質別とは以下、3つに分けております。
①自律神経乱れタイプ
卵巣そのものではなく、脳の方がお疲れ気味の方。
交感神経が優位になり自律神経のバランスが乱れることで、
ホルモンバランスも乱れ易くなっています。
まずは体を緩め、副交感神経を促していきます。
体がこわばり血流が滞ることで
手足や卵巣への必要な血液も不足しているので、
ケアとしてのベースは『緩める、温める』こと。
お好みのアロマオイルを使ってお風呂に入ったり、
腰の下をカイロなどで温めることも良いです。
②セロトニン不足タイプ
エストロゲンの低下に伴い、
生理前にとくにセロトニンが不足しがちになり
その影響による不調が出易い方。
頭~デコルテを中心にアプローチします。
猫背になりやすく、呼吸も浅くなりがちなので、
まずは姿勢を良くすること。
そして、深い呼吸で卵巣や体の隅々へ酸素を
行き届かせてあげてください。
また、ウォーキングなどのリズム運動も活性化に有効です。
③卵巣疲れタイプ
年齢に伴い卵巣機能が低下しやすい方。
20・30代で該当する場合は、まず①・②でのアプローチも必要となります。
セルフケアとしては、大豆製品、たんぱく質
ビタミンE、コエンザイムQ10、カリウムなど、
卵巣の新陳代謝を促し、女性ホルモンを活性化する食事を
積極的にとったり、女性ホルモン仕様のものを補うなど。
また、30分程度の適度な有酸素運動を行うことで、
エストロゲンが促されます。
最後になりますが、女性ホルモンを整えるポイントに
心の部分、ストレスケアがとても大事なことだと思っております。
自分の体を振り返る時間を持つことの大切さをお伝えしてきましたが
楽しみながらやれることを!是非やっていただきたいです。
ストイックになりすぎても、ゆるくなりすぎても…難しいものです。
もしご自身でどうして良いか分からなくなってしまったり
行き詰まりを感じているようでしたら、
サロンへ一度お越しになられてみてください。
私も一緒に、お手伝いさせていただければと思います。
女性ホルモンを整えるために相談できるサロン
Soleil 〜Beauty&Relaxation〜