12月も3週目。

クリスマスが近づくのを実感し始めているような…

子供たちも大人も!?ワクワクするような

時期なのでしょうか。

そして、日本ではクリスマスと言ったら

どんなことを思い浮かべますか?

サンタクロースとプレゼント、

チキンやクリスマスケーキが並んだ食卓を

家族で囲む風景や、恋人同士が親密に過ごすひと時を

思い浮かべる方が多いのでしょうか。

 

クリスマスはちょっとした冬イベントの日では

あるように思います。

恋人たちにとってはデートにピッタリの日、

子どもたちにとっては、プレゼントをもらえる日、

ケーキを食べる日!!

 

しかし、調べてみると実はクリスマス、

とっても深い意味があることはご存知でしょうか。

 

クリスマスの成り立ち

世界三大宗教のひとつ、キリスト教の信仰対象である

「イエス・キリスト」の降誕を記念する日として

クリスマスを祝う習慣は始まりました。

日付については325年5月に会議が行われ、

教会暦上の12月24日がクリスマスイブ、

12月25日がクリスマスと決定したそうです。

ただし、それまでは1月6日や5月20日など

国によってまちまちだったのだとか。

 

なぜなら、聖書にはイエス・キリストの誕生日が

記されていなかったからです。

そのようなわけで、キリスト教圏ではクリスマスの日に

神にささげる祈りは大きな意味を持ちます。

 

クリスマスの日。サンタさんって何者?

「じゃあサンタクロースはなんなの?」

という声が聞こえてきそうですね。

サンタクロースのお話し。

サンタさんに夢を見ていたい方は読まない方がいいかも…

 

サンタクロースはクリスマスを商業的に盛り上げるために

作られたキャラクターです。

つまりフィクションです!

トナカイが曳く橇に乗ってプレゼントを配り回る、

長く白いひげを蓄えた赤い服のご老人は、

あくまで後世の創作なのです。

ただし、この発想をもたらしたモデルは実在します。

かの人物の名は聖ニコラス。

4世紀ごろにギリシアの町でキリスト教の司教として

活動していたそうです。

彼はあるとき近所に住む3人の娘が身売りするほどの

苦境に立たされていることを知りました。

聖ニコラスはその夜、娘たちが暮らす家の煙突めがけて

金貨を投げたのです。

暖炉の傍には靴下が干してあって、

聖ニコラスが投げ入れた金貨はちょうど

その中に転がり落ちたといいます。

 

このようなエピソードがあったこと、

私は知りませんでした。

でも、この聖ニコラスのエピソードを知ると

私のクリスマスの中でも大好き歌

「あわてんぼうのサンタクロース」の歌を

思い出させます。

若い頃のクリスマスには何か特別なことをしなくちゃ

いけないのかな~という思いがあったのですが、

今は、特別な日と意識はせず

でもいつもとは違った料理を作ってみようかな

という気持ちに変化した気がします。

 

特別なことをしなくてもいい、

けれどちょっとワクワクしたこともしたい、

こんな思いを持ち続け

さて、今年の25日は土曜日です。

お休みの方も多いのでしょうか。

 

2021年のクリスマス、どんな日にしましょうか。