健康×ナノカーボン
繊維状の炭素をナノカーボンと呼びます。
炭素繊維は航空機、医療機器、建築資材など、
主に工業方面で価値を見出された素材です。
弾性力と張力に極めて優れた特性を持ち、
これまでは想像の範囲を出なかった建築設計、
機械設計を可能にする力を持っているからです。
ナノカーボンの画像が初めて発表されたのは
1950年のこと、しかし、本格的な研究が始まるまでに、
それから40年以上の時を要しました。
ようやく人類がカーボンナノチューブの価値に
気付いたのは1990年代に入ってからでした。
2023年現在、炭素繊維の性質はまだまだ
全容解明に至っていません。
ナノカーボンで、身体パフォーマンスを活発化
研究開発の過程で、ナノカーボンの持つ
様々な性能が分かってきました。
そのなかのひとつが、身体パフォーマンスを
活発化する特性です。
ナノカーボンにはナノチューブ構造による
高い導電性があります。
この導電性が人体にとって意味するところは、
接するだけで神経に作用する電気信号を
増幅する機能です。
人体は微弱な電気信号によって、
生命維持をはじめとしたあらゆる活動を行っています。
神経を伝わる信号が増幅されれば、生命力を高め、
また、筋肉などへ下される支持や
フィードバックが素早く、鮮明になって、
結果として身体パフォーマンスが
活性化する仕組みです。
この機能が肌に触れるだけで作用することは、
簡単な実験によって確認できます。
ナノカーボンにエマージェンシー電球を接触させる実験
ナノカーボンを糸として織り込んだ生地で作られた
「NCリカバリーインナー」という肌着には、
着用するだけで休養の効果を上げ、
疲れやすさや関節痛の緩和、
あるいは改善する働きが期待されています。
導電性に由来するこの機能を証明するために、
エマージェンシー電球を
NCリカバリーインナーに接触させる実験が
行われました。
エマージェンシー電球はNCリカバリーインナーに
触れるだけで発光しました。
ナノチューブ構造は驚異的なポテンシャルを
秘めています。
理論的には、金属をナノチューブ化するだけで、
電流密度がおよそ1000倍に向上するほどです。
ナノカーボンで広がる夢は宇宙へ
宇宙空間につながる軌道エレベーター、
通称「宇宙エレベーター」計画をご存じでしょうか?
この計画にとって、炭素繊維はなくてはならない存在の
ひとつです。
地上と静止軌道を直結させるケーブルを設置し、
人が乗り込む昇降機を行き来させる構想です。
このケーブルの中心的素材として、
炭素繊維(カーボンナノチューブ)が期待されています。
宇宙開発にはある意味、
人類の未来がかかっているとも言え、
地球上の資源は有限であり、環境汚染も深刻ですよね。
宇宙に人類の新たな生存範囲を求めるにせよ、
資源を求めるにせよ、現在よりも容易に
地上と宇宙を行き来できるに越したことはないわけです。
すでに宇宙エレベーター開発事業は
2050年ごろを運用開始時期と定め、
研究開発をスタートしています。
今後の計画の進展が気になるところです。
紫外線による劣化にも強いナノカーボン
ナノカーボンが軌道エレベーターのケーブルとして
着目されたもう1つの理由が、
紫外線に強い性質です。
建築物は完成すればそれで終わりではありません。
宇宙エレベーターのように継続的に運用する施設では、
劣化速度の計算と、改修頻度や予算の
事前計画は必須です。
建築物は紫外線を常に浴び続けます。
そのため、宇宙空間では急速に劣化してしまいます。
その点、ナノカーボンは高紫外線阻止の値が50あり、
影響を受けにくく、改修頻度を抑えられると考えられます。
ナノカーボンの紫外線耐性が建築費および
維持費の削減につながるなら、利用者側にも
大きなメリットがあるということになります。
ナノカーボンの性質や、将来性について解説しましたが
ご自身の健康を振り返り、
老化を実感するようになった方、
身体が持つ回復力を増やしませんか。
前述のとおり、「NCリカバリーインナー」は
ナノカーボンを混紡した素材を使用した肌着です。
導電性が高く、遠赤外線が発生する特性により、
生体電位を増幅させる機能を発揮します。
代謝が上がるため、NCリカバリーインナーを
着用すれば回復力が高まります。
様々なメリットにご期待いただける
NCリカバリーインナーをお試しください!