自分の呼吸から気づき、整える
老化研究の権威であるデビッド・A・シンクレア氏の
書籍「ライフスパン」に呼吸についての参考となる
記述がありました。
『呼吸は深く速くなり、鼓動は最大心拍数の70~80%になる。
当然ながら汗をかき、ひと息つかないと二言三言しか話せない。
この状態が低酸素応答と呼ばれるもので、
この状態は身体に適度なストレスを与えるのにうってつけだ』
病気や老いを遠ざける呼吸法、具体的には
どんな呼吸法があるのでしょうか。
いくつかご紹介したいと思います。
ストレスや眠れない方にも、84呼吸法
8秒かけてお腹の底から息を吐き、
4秒かけてお腹、背中、全体を膨らませる感覚で
息を吸う腹式呼吸です。
基本的なタイミングは朝と夜、日中は息苦しいと感じた時にも。
息を吐ききるトレーニング
加齢とともに肺に残る空気量が増えていきます。
息を吐ききるトレーニングによって
この残気量を減らせます。
息を吐ききるという感覚がつかめない方は、
笛やトランペットなどの楽器や、
スポーツ吹き矢を試してみるといいかもしれません。
楽器を演奏する、吹き矢を的に当てるといった
目的があれば、肺を鍛えるだけでなく、
毎日の楽しみにもなるはずです。
84呼吸法の応用
健康寿命を延ばす呼吸法として
腹式呼吸を推奨する医師が増えたころから、
反対の声も上がるようになりました。
というのも、人体は日中のあいだは
胸式呼吸で交感神経を優位に保つように
なっているべきで、活動している時間帯に
腹式呼吸をすると、
身体が「回復のタイミングなのかな?」と
勘違いして自律神経のバランスが
乱れてしまう恐れがあるからです。
この対策として、84呼吸法の秒数を
変えた応用編をご紹介します。
・4秒間息を吸い、1秒間息を止め、7秒間息を吐く
・5秒間息を吸い、5秒間息を止め、5秒間息を吐く
・4秒間息を吸い、4秒間息を止め、8秒間息を吐く
呼吸と呼気のあいだに息を止める数秒をはさむと、
集中力を高められるといわれています。
日中の活動を阻まずに回復を促す呼吸法に。
胸式呼吸を意識してみたり、
腹式呼吸をはさんでみたり、そして、
身体に合う息を吸う秒数、留める秒数、
吐く秒数のバランスは人それぞれです。
ご自身にフィットする呼吸のバランスを探してみては?
なぜ呼吸が寿命に影響するのか
人体が生きるためのエネルギー生産は
有酸素代謝で行われています。
細胞ひとつひとつの中にあるミトコンドリアが、
血液のなかから酸素を受け取って
エネルギーを生産しているのです。
精神的ストレスによって呼吸が早くなったとき、
血液中の二酸化炭素はどんどん排出され、
どんどんどんどん酸素が送り込まれてきます。
すると、ミトコンドリアが消費する以上の
酸素が血液中を漂うことになり、
余剰になった酸素が活性酸素に変化して、
老化やさまざまな体調不良の原因になると考えられます。
また、精神的ストレスによって呼吸が浅くなった場合には、
酸素が不足してミトコンドリアが十分に
活動できなくなると考えられます。
老化が進むとミトコンドリアの質と量が低下する
ことが分かっています。
ミトコンドリアの活動を左右する呼吸は、
確かに寿命への影響力を持つのでしょう。
呼吸法以外でミトコンドリアの活性化をサポート
呼吸法や有酸素運動は一般的な健康法であって、
すでに始めている方も多いかと思います。
そんなみなさまに、抗老化薬として
「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」
をご紹介いたします。
人類の長い食経験によって安全性が証明されています。
近年、アンチエイジング市場で「NMN」が
脚光を浴びるようになりました。
その理由は、「NMN」の摂取によって
細胞の若さを司る「長寿遺伝子」が活性化し、
若返りを促すことができるからです。
NMNは体内で補酵素として機能し、
長寿遺伝子を活性化させ、ミトコンドリアの活性化を促します。
高品質なNMN製品を選びたい方には、「NMN Gold」です。
検査機関によるチェックでも極めて優秀な
NMN含有量を示したNMN製品です。
現在の「NMN」は、抗老化薬として比較的高価な成分です。
せっかく試すのであれば、より一層高品質なものを、
さらに効果が高くなる方法で取り入れたい方には
「マナ水素」も取り入れてみてください。
「NMN」は水素と併用すると若返り効果が高く
なることが証明されています。
NMNと水素を投与した細胞死の実験では、
細胞死42%が11%にまで激減しました。
血管新生の実験ではNMNと水素の同時投与で
血管新生と血流が約2倍になるという効果が記録されました。
「マナ水素」は一般的な水素よりも
さらに抗酸化作用が高い「活性型水素」を
カプセル化した水素製品です。
「NMN Gold」の若返り効果をサポートするアイテムとして、
ぜひセットでお試しを。