先日、友人がレシピを紹介してくれました。
豚ブロック肉を紅茶で煮るというものです。
私にはそこまで馴染みのない料理、
思いつきもしない料理だったので
友人のお料理は、すごく参考になるものです。
さて、本日はそんな紅茶をピックアップ
したいと思います。
あなたは「お茶」の健康効果をご存知ですか?
世界には様々な「お茶」があります。
日本では日本茶、中国ではウーロン茶、
ヨーロッパでは紅茶と、茶葉は国ごとの発展を遂げました。
「お茶」はただの嗜好品ではありません。
歴史を振り返れば、薬として服用されてきた時代も
あったのです。
いまでは茶葉の生産量が増え、
一般市民でも気軽に楽しめる嗜好品として
「お茶」は流通しています。
同じ茶葉から作られるお茶は、
加工方法しだいで商品名が変わります。
ここでは発酵させた赤みが特徴の「紅茶」を
取り上げたいと思います。
紅茶の健康効果をみてみる
紅茶には茶カテキンやポリフェノールといった、
健康に有用とされる成分が豊富に含まれています。
紅茶の健康効果を簡潔にリストアップしてみましょう。
1・茶カテキンが血圧上昇を抑えて脳血管障害のリスクを下げる
2・紅茶ポリフェノールが「がん細胞」の転移を阻害する
3・茶カテキンが悪玉コレステロールを抑え、動脈硬化や血栓症を予防する
4・殺菌作用により食中毒やインフルエンザなどの感染症を予防する
5・花粉症やアトピーなどのアレルギーを約50%抑制する効果がある
6・カフェインが筋肉を刺激し、持久力を向上させる
7・カフェインは脂肪燃焼効果によってダイエットにも有効
8・紅茶に含まれるフッ素が歯を保護してくれるので虫歯予防にも期待できる
9・紅茶の芳香効果により精神的なストレスをリセットできる
「紅茶」は本来、これほどたくさんの健康効果が
ある飲み物なのです。紅茶好きな方には朗報ですよね!
しかし、日ごろから紅茶を愛飲していても、
このような効果を実感した経験がないという方も
多いのではないでしょうか?
それは、紅茶の淹れ方、飲み方が
適切ではないからなのかもしれません。
紅茶の健康効果を最大に引き出す淹れ方、
飲み方をご紹介したいと思います。
身体がよろこぶ紅茶の作法
- 紅茶の健康効果を引き出すポイント
・自分で茶葉から淹れる
・健康効果が特に高いセイロン、ケニヤ、アッサム産の紅茶がおすすめ
・砂糖とミルクを加えないストレートで飲むこと
紅茶の健康効果を引き出すために
もっとも大切なのは、缶やペットボトルに
詰められている商品ではなく、
きちんと自分で、茶葉を購入し、お湯を沸かして、
紅茶を「淹れる」ことです。
清涼飲料水として流通している紅茶には
大量の砂糖が混ぜられています。
あるいは、動物性脂肪、タンパク質、人工甘味料などが
含まれています。
さらに、淹れてから時間が経った紅茶は、
主要な成分が酸化して本来の力が失われてしまいます。
ティーバッグを直接カップに放り込む
お手軽な楽しみ方でも、しっかりカップとポットを
温めてから茶葉を蒸らして淹れる楽しみ方でも、
無理なく生活に取り入れられる方法でかまいません。
自分でお茶を淹れること、その過程を含めて、
紅茶の健康効果をご実感されてみては?
- ティーバッグでもおいしく紅茶を飲むには
・軟水で淹れるよりも硬水のほうがおいしくなるという声も
・カップを温めておくこと。紅茶を淹れる前にお湯を飲むだけでOK
・蓋をして蒸らしますが、蒸らし時間は紅茶の品種によって違うので要注意
・ティーバッグを取り除いたらすぐに飲めます。蓋を開けた時の芳香を楽しむ!
紅茶は水によって、品種によって、
蒸らし具合によって香も味もがらりと変わるようですよ。
いろんな品種を、いろんな淹れ方で楽しんでみてはいかがでしょうか?