基礎体温、高温期が短いことで分かること
ご自身の基礎体温をベースに体調管理を
把握している人がどれだけいるのでしょうか。
まだまだ基礎体温は、妊娠をする人が測る、
このように感じている人が多い気もしますが…
女性はホルモンの影響を受けて体温も変動しています。
妊娠することを目的としたもの以外の面での
基礎体温の意味、高温期と低温期から
読み解く体の状態についてお伝えします。
正常な基礎体温とは
基礎体温を測っていると、低温期と高温期の2層に
基本的には分かれます。
低温期…体温が低めの状態。
生理が始まってから排卵までの約14日間。
高温期…体温が高めの状態。
排卵から次の生理が始まる日までの約14日間。
排卵…低温期と高温期の境目で一度体温が
0.2℃ほど低くなってから上昇する。
排卵日前後は、一般的に妊娠しやすいと
言われております。
ホルモンバランスの状態を知る目安に
高温期と低温期の温度差が0.3℃以上の差がある
高温期が10日以上ある
高温期の途中で急な温度低下がない
上記のような基礎体温と合わせて、生理周期が25日から38日、
生理日数が3日から7日ということも
ホルモンバランスが整っているかを知る目安になります。
【考えてみよう】自分の基礎体温は?高温期と低温期は何日ぐらい?
いかがですか?基礎体温は毎日欠かさずに測っている!とまでいかずとも
ご自身の基礎体温の動き、周期を把握しておくことは大切なことだと思います。
もし、まだ一度も1カ月間の動きを知らない方は
1か月、体温計で測ってみてはいかがでしょうか?
高温期が短かったり、毎日体温がガタガタして変動が激しかったりと
自分の基礎体温の特徴が見えてきます。
基礎体温がガタガタ、高温期が短い人は?
ホルモンバランスの整っていない状態や
体の不調を基礎体温から分かることもあります。
高温期が短い
→血流が悪く、冷えている可能性があります。
高温期は10日以上が理想です。
高温期への移行がなだらかに上がっていく
→卵巣や子宮の機能が弱まっている可能性があります。
基礎体温がギザギザのグラフ
→冷えやストレスを抱えている可能性があります。
高温期がない
→無排卵であったり、病気が隠れていることもあります。
低温期が長い
→さらに、生理周期が39日以上の場合は
稀発月経が考えられ、ホルモンバランスが
乱れている可能性があります。
基礎体温を知りホルモンバランスを整えるには
病院の薬で中々改善が見られない・・・
病気ではないが、不調が続く・・・
というような方は、
何が原因なのか?
ご自身の状態に合わせ知るために
サロンさんへご相談するという方法もあります。
からだバースデーでは、
女性の不調に関するインタビューを行っています。
ホルモンバランスを整えることに触れてくださっているインタビュー記事
慢性疲労回復のためできること