自律神経、乱れていませんか?

秋になると、こんな声を聞くことがあります。

「なんだか最近だるくて仕方ない」

「深刻な疲れを感じる」

「眠っても眠ってもねむい」

「眠いのに眠れない」

「夏の間より今のほうがひどい食欲減退を感じる」

「おなかの調子が不安定」

「しょっちゅう頭痛に悩まされている」

「うまく汗をかけなくなったような気がする」

「まだまだ暑いのに冷え性でむくみがち」

「特に何があったわけでもないのにイライラする」

 

これらの症状は、自律神経が乱れているサイン

かもしれません。

私自身も、先日はエアコンの中で

薄着でいたため、お腹を壊してしまいました。

お腹を冷やしてはいけないと

分かっていても、ついまだ残暑の中だと

薄着になってしまいがちです。。

 

体調不良が本格的な病気につながる前に、

自律神経をリセットしておくことに

今回は焦点をあてたいと思います。

 

自律神経を整える「汗活」とは!

「汗活」というワードをご存じですか?

これは汗をかくことで健康を取り戻そうという

健康法の通称です。

「汗トレ(発汗トレーニング)」などとも呼ばれています。

汗活のメリット

1・汗腺の機能が回復し、質のいい汗を分泌できるようになる

2・新陳代謝の亢進により肌の状態がよくなる

3・血行促進効果があり、結果的に疲労回復を促進する

4・免疫機能を補強してくれる

5・リフレッシュ効果がある

 

現代人の生活は運動不足

切っても切れない関係にあります。

社会人のほとんどが長時間のデスクワークに

拘束され、運動不足からくる汗腺の機能低下を

起こしているほどです。

 

汗がべたべたして不快だと感じたら、

汗腺が衰えていると思っていいでしょう。

発汗機能の調整は自律神経が行っており、

汗腺の衰えは自律神経の弱体化を象徴します。

汗をかく機会が少ないほど汗腺の衰えは

顕著になることが分かっています。

 

つまり、積極的に汗をかけば、

それだけ自律神経が鍛えられるというわけです。

夏の間、空調の効いた職場で過ごす時間が多かった方。

ご自宅でしっかり空調をきかせた中で

お仕事をしてこられた方。

“災害級の暑さ”から身を守るためとはいえ、

ほとんど屋外で身体を動かす機会を

持たなかった方々は、きっと「汗活」の効果を

実感していただけるはずですよ。

 

今日から汗活!水分補給は忘れずに

汗活の具体的な方法をお伝えする前に、

3つのポイントを押さえておきましょう。

まず、汗活に際してはしっかりと水分補給をすること!

これが最も大事なポイントです。

 

汗活では大量の汗をかき、

老廃物と一緒に体内の水分がどんどん出ていきます。

適度に水分補給をして、脱水症状を起こさないように

注意してください。

次に、汗をかく時、汗をかかない時の

メリハリをつけることです。

汗をかくほど自律神経が鍛えられるからと、

ずっと刺激を与え続けていたのでは

逆効果になってしまいますから。

負荷をかけた後は相応の休憩が必要になります。

 

最後に、汗活をするなら、その分しっかりと

ミネラルを補うことです。特におすすめの食材は、

自律神経を安定させる効果もある根菜類がおすすめです。

 

次回の記事で、さらに具体的な

汗活をいくつかご紹介したいと思います!