40代ぐらいから一気に老化！？
先日、美容クリニックの方と
お話しをして、お肌のケアをしっかり
していないと40代ぐらいから差が大きくでる
ということをお聞きしました。
美容医療はお肌悩みの解決策として
安心していただけるはずです。
ただ外科的な美容医療が取りこぼした
エイジングケアの課題に取り組むとしたら…
何ができると思いますか？
外科治療で外見を若返らせたとしても
老化の根本的な原因が取り除かれたわけでは
ありません。
身体の内側から老化は常に進行していて、
いずれは外科治療でも対処が
追い付かなくなる時が来ます。
また、外見だけが若々しくても、
体内の老化が自然任せであれば、老化に起因する
病気が次々に起こって、やがて日々の生活に
影を落とすようになるかもしれません。
老化治療の革命児「抗老化薬」の登場
日本ではまだあまり知られていませんが、
実は世界の老化研究は老化のメカニズムを
ほとんど解き明かすところまで進んでいるのです。
そして、その先頭に立っているのが
デビッド・A・シンクレア教授です。
シンクレア氏が率いるチームは長年の研究の果てに、
細胞の若さを司るサーチュイン遺伝子と、
サーチュイン遺伝子を活性化させる補酵素の存在に
たどり着きました。
そうして生み出されたのが「抗老化薬」です。
最先端科学とバイオテクノロジーが
作り出した抗老化薬、その柱となる成分の名を
NMNと言います。
サーチュイン遺伝子とNMN
人体の老化は細胞レベルで進行します。
そこで、シンクレア氏は細胞を
クローズアップして観察、実験を繰り返し、
NMNが老化の進行を抑えることを確信したのです。
細胞の若さを司るサーチュイン遺伝子の働きは、
老化とともに衰えていきます。
なぜ衰えるのかというと、サーチュイン遺伝子の
燃料となる補酵素、NADが減少するからです。
NADは体内で合成される生体内物質のひとつであり、
確保できる量は体内における合成能力に
依存しています。
シンクレア氏がいくつかの前駆体に
着目して実験を行ったところ、
最も効率よくNADを増強したのがNMNだったわけです。
合成の段階を解説しますと、
NMNはNADの直前にあたる前駆体です。
NMNから直接NADに変換され、
すぐさまサーチュイン遺伝子の燃料になります。
サーチュイン遺伝子の働きが老化によって
鈍化するのは燃料不足に陥るからであり、
NMNはこの側面から老化を治療できる
「抗老化薬」であると言えます。
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活性化させるNMNを柱に、
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