前回は、健康寿命を伸ばすこと

について考えてみました。

その中で老化する細胞をどうするのか

ということについても触れました。

細胞の若さを司るサーチュイン遺伝子は

7種類あります。

このすべての燃料になる物質が「NAD」です。

NADは20世紀初頭に発見されたにも関わらず、

1960年代以降、研究が停滞していました。

1990年代になってようやくNADと

サーチュイン遺伝子の関係が突き止められ、

NADは加齢と共に体内合成量が減少していき、

これに伴ってサーチュイン遺伝子の働きは

衰えていきます。

それならばNADを直接体内に補給すれば

いいのではないかと、思いますか?

残念ながら、生体内物質であるNADの供給量は

体内合成能力に依存していて、

外部からは増強できません。

しかし、NADの前駆体である

「NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)」

なら話は別です。

 

NMNはビタミンB3から作られる

栄養素のひとつで、

合成の段階ではNADの直前に相当します。

ハーバード大学における実験では、

NMNは高齢のマウスを長距離ランナーに変え、

遺伝的に糖尿病になりやすい肥満マウスを

健康なマウスに変貌させるほどの効果を

発揮したのだとか。

 

抗老化薬として目される多種多様な物質が

研究されているものの、

7種類すべてのサーチュイン遺伝子を活性化させ、

なおかつ毒性がなく安全な性質を持つ

となると、少なくとも現時点では

NMNが実用化に最も適した素材と言えるのでは

ないでしょうか。

 

細胞の酸化を防ぐ「抗酸化物質」

老化をまた別の側面からのぞき込むと、

「酸化」という現象が目につきます。

細胞は有酸素代謝でエネルギーを生産しており、

常に「酸化」と闘っています。

細胞の酸化は老化そのものです。

酸化による細胞の損傷を防ぐことも、

老化細胞の産出を防ぐための一手になります。

この目的に適した物質が

「抗酸化物質」です。

 

「抗酸化物質」には酸化した物質を

還元する力があります。

 

老化細胞を取り除く「セノリティクス」

老化細胞を増やさないための取り組みとして、

NMNと抗酸化物質の補給をおすすめいたしますが

すでに存在する老化細胞を取り除く方法

ご提案です。

自ら死ぬことがなく、周囲に炎症を

まき散らす老化細胞は、

少量でも大きな影響をもたらします。

そこで、老化細胞を取り除く

「セノリティクス」の出番です。

 

セノリティクスは老化細胞を選択的に

取り除く成分の総称です。

老化細胞をターゲットとして破壊、除去を

促すため、「老化細胞除去ワクチン

などとも呼ばれています。

このセノリティクスのなかで、

最も効果が高いもののひとつが

「フィセチン」です。

NMNとフィセチン配合

NMNはキャベツやブロッコリー、

アボカドなどの野菜に、フィセチンはイチゴや柿、

リンゴなどのフルーツに比較的多く含まれる

天然栄養素のひとつです。

とはいえ、これらの食品に含まれるNMNや

フィセチンはごく微量です。

そこで、NMNとフィセチンを配合した

「NMN Gold」があるのです。

「NMN Gold」は純度99%以上のNMNだけを配合し、

実測値102%のNMN含有量で安定生産しております。

「NMN Gold」には高純度のNMNのほか、

老化細胞を除去するセノリティクスとして

フィセチンも配合し、抗老化薬として

効率的な設計になっております。

さらに、アンチエイジング市場で抗酸化物質として

評価が高い「水素」のお話しです。

NMNに関連して驚きの実験結果がございます。

NMNと水素を同時の投与した

細胞死実験において、

水素はNMNの若返り効果を倍増させる

作用を証明したのです。

細胞を過酸化水処理して死滅させる実験では、

NMNと水素の同時投与で細胞死

42%から11%にまで激減しました。

血管新生と血流を観測する実験では、

NMNと水素の同時投与で血管新生と血流、

ともに約2倍にまでの増加が確認されました。

水素製品のなかでも「マナ水素」は

とりわけ抗酸化作用が高い水素製品です。

通常の水素よりも酸化還元作用が強いので、

「NMN Gold」の力を引き出すには

うってつけなのです。

NMN Goldについて

マナ水素について