サロン明樂の武田さんに
生理痛の方の症状や鍼灸治療について
伺いましたが、今回は更年期の方の事情
や症状について質問をしております。

更年期の心と体の症状

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Q3,更年期の悩みとは?

更年期の症状は、ホットフラッシュのような
上半身ばかり熱くなって、汗がダラダラ出る、

それ以外にも

手足が冷える
浮腫む
寝付が悪い
眠りが浅い
何度も目覚める
トイレが近い、頻尿

気分的な症状には

イライラして怒りっぽい
涙もろい
情緒不安定
人に会いたくない

など鬱のような症状です。

気力がなく、行動も思考も緩慢
全身が重だるい
腰痛
肩こり・首こり
頭痛
吐き気

などもあります。

更年期の休まらない事情

〈更年期の症状で悩む方の生活習慣〉

最近では、結婚や出産の年齢が
高くなっているため、更年期に入っても
まだまだ子育てまっさかりの場合が多く、
その心身共のストレスは
昔とは比べられないほど
大きくなっていると感じます。

かつて(約半世紀前)は、適齢期と言われた
二十代前半で結婚し、二十代の内に
ほぼ出産を終えていました。

そのため、母親が更年期(40代後半~50代前半)
になる頃には、子供は思春期を過ぎ
大人に近くなっていました。

少なくとも肉体的な重労働の子育てからは
解放された状態でありました。

ところが最近では結婚・出産の年齢が
ほぼ10年くらい上がり、母親が更年期に
さしかかる時期にまだ第一子が
小学生・中学生ということが
よくあります。

すると、小学生の場合は
まだまだ母親に精神的、肉体的な
子育てがずっしりとのしかかります。

中学生の場合は、
子供もホルモンバランスの悪い思春期です。

母親もホルモンバランスの悪い更年期と
イライラの募る者同士、情緒不安定同士
いる状態となり、ストレスは
かなりなものになります。

また子育て自体も、SNSの普及で
便利と裏腹のストレスが増大したり、
ママ同士のお付き合いや
頻繁に入る不審者情報・・・

心の休まる暇もないように見えます。

さらに、その時期の男性はサラリーマンでも
そうでない場合も、間違いなく人生で
最も仕事に忙殺されている時期でしょう。

したがって妻のことを十分にいたわる時間
精神的ゆとりも持ち合わせません。

人生のパートナーであるべき夫は、
家庭の運営や子供の教育など
一切を妻に委任して(と言えば聞こえは良いが)
家庭経済のために一心不乱に働いている
のがうかがえます。

それも労ってやらねばならず、
八面六臂の活躍を要求されます。

更年期のだるさに水分代謝が重要

Q4,更年期の症状の改善方法は?

施術としては生理痛の施術プラス、
さらに津液の流れ(水分代謝)も重視します。

更年期の特徴の「重だるい」のは
水分代謝の悪さが原因の場合が
多いためです。

また患者様の話しを良く聞くようにします。

上記のような状態なので話しを
ゆっくり聞いてもらうだけで
楽になられる場合があります。

また幸せホルモンとも呼ばれる
セロトニンの分泌を促す効果もある
コラーゲンマシンをおすすめしています。

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