前回の内容ではストレスについて振り返り、
脳の休息、マインドフルネスについて
精神科医で産業医でもある奥田弘美さんから
教えていただきました。
ストレスをためない!脳の休息時間をもつ

今回は、心のケアの重要性をマインドフルネスの
ことについても触れながら伺っています。

マインドフルネスを取り入れわかること

マインドフルネス瞑想

ストレス解消にあれこれする前に!基本ケアとマインドフルネス

Q3,自分の心のケアには何をすればいいでしょうか?
自分の心との対話はされていますか?

心に問いかけてみる方法の1つに「心の充電チェック」です。
元気であれば100%~80%ぐらいの自己評価となりますが、
ストレスが溜まってきていると50~70%あたりに下
がっていくことが多いです。

まずは心の状態を数字化して、今日の心のエネルギーはいくつ?
と考え直感でいいので「〇%」と評価することで
心と対話することができます。

私の書いた、『図解 めんどくさいをスッキリ消す技術』(マキノ出版)
では、さらに詳しくお伝えしておりますが
毎日心の充電チェックをすることをおすすめいたします。

心のケアは体全体のケアでもあります。

基本ケアは、睡眠と食事です。
睡眠不足の人はうつになりやすいというデータも
でているように7時間前後の睡眠をしっかりとり
バランスのよい食事が心と体のメンテナンスにつながります。

自然に触れる、音楽を聴く、アロマを活用するのも
良いですが、やはり睡眠と食事が基本です。
体の疲れが取れていないと何をしても意味がありません。

そして、マインドフルネスによって
自分のとらわれているストレス思考やストレス感情
気づくことで、それらと距離をとっていくことができます。

マインドフルネス瞑想を続けていくと
心が落ち着いてくるので、悩み事に対する
解決方法をみつけることができるもしれません。

すぐに解決方法が見つからなかったとしても、
ストレス思考やストレス感情に気づくことが
ストレスへの予防線となり、ゆっくりとでも心の状態を
改善することができるようになっていきます。

マインドフルネスのクセがつくと、
自分に合うもの、合わないものが吟味しやすくも
なってくると思います。

まずは、基本ケアとマインドフルネスを行った上で
自分のエネルギーになるなと思うものも
活用されてみてはいかがでしょうか。

マインドフルネスで穏やかな時間を過ごす

Q4,マインドフルネスを取り入れることで変化はありましたか?
マインドフルネスを取り入れる前は、
私自身、仕事柄もあってか心配しすぎる傾向にあり、
心が落ち着かず、ストレスの思考にとらわれて
しまっていることがありました。

睡眠の質が悪かったり、家族や大切な人との
時間に集中できないようなこともありました。

今は、ストレス思考にとらわれる時間は少なくなり、
自分を苦しめる欲、執着も減ったように感じております。

マインドフルネスを生活に取り入れて
脳の休息、心穏やかな時間をみなさまにも
少しでも増やしていただけたらと思います。

日常で取り入れられるマインドフルネスの方法
について本でご紹介をしております。
セミナーも行っておりますので、マインドフルネスに
ご興味がある方は、是非参加してみてください。

マインドフルネス瞑想ついて本、セミナーのご紹介

51nnberrril-_sx346_bo1204203200_
ストレス・疲れがみるみる消える! 1分間 どこでもマインドフルネス 奥田 弘美 (著)

日本マインドフルネス普及協会