前回はサロン・ド・プシュケの櫻井さんに
女性の不調についてのお話しを伺いました。
疲れがとれない身体で起こっていること

中医学をベースにした独自のメソッドがある
サロン・ド・プシュケさんの施術の中には、
手によっての施術があります。

自分の手の温かさを感じるときはどんな時ですか?

あまり手について意識をしたことがないかもしれませんが
手をつかい、簡単に身体をリラックスできる方法を
櫻井さんには惜しげもなく教えてくださいました。
教わったこと、私も実践しています。

すぐに実践できる方法を是非取り入れてみては
いかがでしょうか。

手の温かさ、手の癒しの力

Q2,施術にある身体に直接手を当てることは大事なことでしょうか?

子供が咳をしていたら母親は手で背中やお腹をさすってあげる…
みなさまもご経験はないですか?

「人の手から出る気」に治癒、癒しの効果があることは、
古代から世界中に手当て療法が伝わっていることから明らかです。

中国の医学気功は、宮廷医療であったことから
カラダに直接手を当てませんが、日本の伝統レイキでは、
痛みや不調の箇所に直かに手を当てることを基本にしています。

私は中国の国立中医薬大学に留学しておりました。
現地の医学気功と比較した上、
日本の伝統レイキの効果の高さを実感して、
不調箇所を中心に全身に手を当てていきます。

サロンでは、気のエネルギーを深く効果的に
患部に届けるために、独自の手技も加えています。

手を身体にあて呼吸をしてみる

もちろん、自分の手で自分を癒すこともできます。
例えばデスクワークでおすすめなのは、目から額を手で覆うことです。

誰の手からも「気」は出ています。
手の温かさで目を温めたうえ、目からの情報をシャットアウトする
時間もときには必要です。

ゆっくりと呼吸しながら、目を休める数分間。
ぜひ試してみてください。

その他には、
以下のようなところにも意識してみて
疲れたときや寝る前に手をあててみてください。

・首や胸を包むように手をあてる
ノドだけでなく、胸腺や甲状腺があるため、
免疫やホルモンにとって大切な部分です。
つつみ込むように手をあてます。

・肋骨の両脇に手をあてる
横隔膜を確認しながら、しっかりと呼吸をしているか?
分かるのがこの部分です。

・太もものつけ根(鼠蹊部)に手をあてる
大きな血管やリンパがあるので、骨盤内と下肢のめぐりをよくします。

女性は骨盤内を温めることがとても重要です。
骨盤内の体温が低い人が多いのですが、
温めることで内臓全体が活性化します。

特に子宮の冷えは不妊や更年期障害にもつながります。

呼吸、ストレッチでも!すき間時間をつくる

Q3,ご自宅でできるケアはありますか?

ストレスで乱れがちな自律神経は
「呼吸」によって自分で整えられます。

「脳やカラダの緊張をゆるめるにはマインドフルネス」
ということで、いま瞑想がはやっていますが、
特別な姿勢や、特別な場所に行かなくても
以下のような方法でどこでも手軽に瞑想はできます。

具体的には好きなように息を吸って、一度息を止めます。
これは「止観(しかん)」といって
仏教や気功でつかわれる方法ですが、息を止めている間に
全身を観察してカラダをゆるめていきます。

歯を食いしばっていないか?
目の奥にリキミはないか?
肩甲骨にチカラが入っていないか?
とか息を止めて観るのです。

そして、体がゆるんだなと思ったら
口からゆっくりと息を吐き切ります。

簡単なストレッチと組み合わせるのも良いですね。
こうした身体の緊張をとくために、すき間時間でいいので実行すること
を是非行っていただきたいです。

自然の中では晴れの日もあれば、雨、風がふいたりもします。
身体も同じように様々な状態になりますが
身体を楽にして過ごせるようにしたいものです。

そのお手伝いをサロン・ド・プシュケがお役に立てればと思います。

心と体の不調を身近に相談できるサロン

サロン・ド・プシュケ