日本で初めて「健康外来」を始めた
東京の三田・田町エリアにある横倉クリニック。

婦人科、心療内科、不妊外来、内科という
診察内容もありますが健康外来ということに
関して詳しく知りたいと思い院長の横倉先生に
お話しを伺っています。

クリニックのドアを開けた瞬間に
クリニック独特の緊張するような感じがしませんでした。

入口には、横倉院長の「今朝の院長の独り言」
という直筆のボードが置かれています。
クリニックが開いているときには
開院以来毎朝、院長が書いているそうです。

受付のカウンターの高さ、お話しするテーブルの形、
話す相手との距離など細部にまでこだわり考えて
お客さまへ配慮がなされていることに驚きました。

お話しを伺った帰り際にお客さまが待つスペースに
沢山の女性がリラックスしたように
待っていらっしゃったのが印象的です。

脳とストレスの関係性

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ストレスを防ぐのではなくストレスを軽度に

Q,女性の不調に対して貴院でできることとは?

体の不調があると、身体的なものだけを
どうしても考えてしまいがちです。

身体的だけでなく、心理的面や社会的面も含めて
女性一人一人をトータルでみていく必要があると
考えております。

その理由には、現代はさまざまな
ストレスを抱えながら生活をしています。

情報過多や、生活環境のストレス
さらに、女性の社会進出によるストレスの増加も
あるかと思います。

ストレスに対し私たち人間の「脳」というのは
交感神経を刺激し戦うモードに変化させています。
・血圧の上昇
・動悸
・呼吸が浅くなる、過呼吸
・食欲の抑制

そして、常に戦っていると疲れてしまうので
脳は身体や精神をリラックスさせようとします。

リラックスさせようとするということは、
今度は副交感神経が刺激され
先ほどの戦闘モードとは反対に
血圧が下がり、ゆっくりと呼吸ができ
食欲も戻ってくるのです。

このようにストレスがあっても、
ストレスを軽く小さく感じられれば
身体が自然と健康へ向かい元気になります。(健幸脳)

ストレスを必要以上に大きく感じてしまうと
極度に緊張が続いてしまい
脳が防衛反応を起こしても
リラックスできず緊張が続きます。(疲弊脳)

疲弊脳では、月経不順、無月経、無排卵など
の症状が起こります。

それだけでなく、疲れやすい、めまい、
肩こり、動悸、更年期障害などもあります。

だからといって身体だけにアプローチ
するのではなく、脳に直結している
五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)」を
刺激するようなアドバイスをさせていただき
脳にアプローチします。

病気にならないことを考えるのではなく
身体の回復力をいかに高めるかが大事です。
病気や症状だけではなく、それぞれの「人」をみています。

五感を使っていますか?

Q2,ストレスを軽度にするべく生活の中でできることはありますか?

生活の中で楽しいことをする
そうお伝えすると、楽しいと感じるものを
想像するかもしれません。

楽しいことだけではなく
もっと身近に感じられる「快」があります。

「顔を洗う」
「排泄をする」

こういった生活の中に、快は存在するのです。

では、質問です。
「今日、風はどこから吹いていますか」
ということに、答えられますでしょうか?

昔は雨宿りということがありました。
時間で動かず、空を見て感じていたのです。

五感で春夏秋冬をキャッチして脳に伝えています。

脳を心地よく刺激することで
身体の回復力も高まっていきます。

人は元々健康に生きる力が備わっており
健康づくりをしようとした段階から、
ストレスが始まり不健康になりやすいもの
だと感じています。

自分の身体に聞いてみることです。

健康づくりや体力づくりによる健康ではなく
日本の春夏秋冬を感じ、日本の文化から感じる
人が生きるための健幸」を
体感させてくれる大人の美学塾も開催しています。

横倉クリニックでは
患者さんが受診するのでなくクリニックが受心し、
我々が診断するのではなく受診者が心暖すること
を理念としています。

お気軽にクリニックへいらしてください。

生理や更年期、ストレス緩和の相談ができるクリニック

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