気分の落ち込みを補う食べ物

気分が落ちたり、悲しい気持ちのときには
やる気も起きず、何もしたくない!と
思うときもあるかもしれません。

そんな時には、無理せず体を休めることは
もちろんですが、食べ物から力をいただくために
どんな食べ物が、なぜ良いのか…

今回は、国際中医薬膳師の瀬戸さんに
気分が落ちたときの取り入れたい食べ物を
伺ってみました。

血液の流れを良くしやすい食べ物を

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気分が落ち込む…体の状態は?

気分が落ちているときですが、
大まかに分けるといわゆる「気」が足りず
上に上がることができない「気陥(きかん)」
という状態が1つです。

それと、いわゆる貧血に該当する
「血虚(けっきょ)」という状態に
わけることができます。

女性に多いのは、後者の「血虚」の方で、
症状としては、気分が落ちているという場合
不安感が強いような落ち込み方をしており、
自分を責めることが多くなります。

伴う症状で特徴的なものとしては、

寝付きが悪い

眠りが浅いなどの不眠の症状がある

顔色が優れない

めまいがする

目が乾く

肌がかさつく

つめがもろい

といったことがあげられます。

また、寝不足やストレス、考え過ぎでも
「血虚」になりやすいので、日常生活で
気をつけるとよいと思います。

おすすめの食べ物は?

「血虚」の方は、血液を補う食材
血液の流れをスムーズにするような食材がオススメです。

「血虚」の場合、食べたからすぐ改善する
というわけではなく、日常的に食事に
気をつけることが大切です。

「食材を上手く使って料理をしなきゃ」
というと、とてもハードルが高くなってしまいがちです。

まずは、食材を1つでも取り入れて、おひたしなど
自分でできる簡単なものを取り入れて
始めてみると良いと思います。

レバー
イカ
赤身の肉

黒きくらげ
あさりなどの貝類
ほうれん草
にんじん

「薬膳ごはん」のブログであげているレシピを紹介します。

落ち込み▶︎「血虚」タイプ

・鶏レバーの甘辛煮

・玉ねぎとアンチョビのドレッシング

・あさりとセリのお味噌汁

・ごまとレーズンのグラノーラ

食材1つを取り入れ食べるようになったら
その次のステップとしてレシピを活用するのも
1つの方法です。

薬膳ごはん

国際中医薬膳師の瀬戸さんによる
「薬膳ごはん」では、レシピだけでなく
季節に合わせた体の状態や不調を補う食べ物を
教えてくださっています。
是非、ご参考にしてみてください。

http://yakuzen-gohan.hatenablog.com/